特別養護老人ホームの仕事内容は

今や介護業界の需要は高まっており、介護施設といってもいろいろな形態の施設があります。
サービスも多様化し、仕事内容も多岐にわたっています。
介護施設の一つである特別養護老人ホームは、原則要介護3以上の高齢者が入居できる施設となっており、在宅での生活が困難になった高齢者が入居しています。
そして入居者にとって終のすみかとなることも多いです。
50名以上利用している施設もありますが、少人数の対応を行うユニット型特別養護老人ホームという形態もあります。
基本的に公的な施設で、民間の有料老人ホームに比べて低価格であることも特徴です。

特別養護老人ホームは介護度が高い人の入居が多く、昼夜問わず介護が行われています。
介護内容としては、おむつの交換や移動時の介助、入浴などの生活面での介助がメインです。
またケアプランを作成したり、ケアを向上するための委員会が設置されているので、それに関わって活動することもあります。
昼夜問わずサービスが提供されるため、早出や遅出、夜勤といった2交代制、または3交代制の勤務形態で働くことになります。
特別養護老人ホームでは手厚い福利厚生があることが多く、給与面や福利厚生面の条件を重視している方におすすめです。
また将来的にケアマネージャーを目指している方には、今後役立つ知識が学べる施設であるといえます。
介護業界でステップアップしていきたいと考えている方に、いろいろなことを学べる場所です。