特別養護老人ホームはどんな特徴があるのか

世の中には多くの老人ホームが用意されています。
その中でも特別養護老人ホームは特養とも呼ばれている場所で在宅での生活が難しい方を対象にしたものです。
介護保険施設の1つで民間運営の老人ホームよりも低料金なのが特徴となっています。

公的な施設で要介護3以上の方を対象にするのが特徴です。
高齢者が対象になるサービスで終身するまで介護を受けることができます。
用意されているのは従来型とユニット型あるのですが、古くから使われているのが従来型です。
こちらは4人部屋構成になっているものが多く全体で介護を行います。
ユニット型は2000年代に登場したものですべて個室で構成されている、10人程度を1ユニットとしているのが違いです。

入居条件ですが65歳以上の方で要介護3以上、40歳から利用でき64歳までで特例疾病を認められた人となっています。
また特例によって要介護1から2の方も対象としているのが特徴です。
24時間看護師が配置されて作業を行う、感染症などによっては入居できない場合があります。

要介護1から2の方の入居条件として認知症で日常生活が難しい、知的な障害がある方が対象です。
家族の深刻な虐待を受けている人も対象となっているので理解しておきましょう。
入居する順番は毎月地域ごとに委員会が開かれて決定を行っています。
入居希望者の状況により点数化されていて、点数が高い順番に入居できるのがルールです。

ちなみに特別養護老人ホームは公的なものなので倒産のリスクがありません。